出版社内容情報
中山 聡史[ナカヤマサトシ]
著・文・その他
内容説明
モノづくりの現場で設計の手戻りに苦労していませんか?原因として、正しい設計プロセスに沿っていないことが考えられます。製品構想から量産設計段階まで、設計には正しい流れがあります。本書はフロントローディングを意識したプロセスと、DRBFM・DR・検図などの品質ツールの正しい使い方を解説します。これによって、どんな設計者でも等しく、目標とするQCDの達成が可能です。
目次
第1章 検査重点主義の設計プロセスとは(間違った設計プロセスとは何か?;間違った設計プロセスによって発生する問題 ほか)
第2章 工程で品質を造りこむ新設計プロセス(問題を先送りするプロセスとは;フロントローディング・コンカレントエンジニアリング ほか)
第3章 今、必要な品質ツールの具体的使用方法(4つの設計品質ツールが重要なわけ;4つの設計品質ツールのつながり ほか)
第4章 設計ノウハウの使い方と蓄積方法(技術ノウハウとは;技術ノウハウの蓄積方法 ほか)
著者等紹介
中山聡史[ナカヤマサトシ]
大阪府大阪市出身。関西大学機械システム工学科卒業後、大手自動車メーカーにてエンジン設計、開発、品質管理、環境対応業務等に従事。ほぼすべてのエンジンシステムに関わり、海外でのエンジン走行テストなども多く経験。現在、株式会社A&Mコンサルトにて製造業を中心に設計改善、トヨタ流問題解決の考え方を展開。理念である「モノ造りのQCDの80%は設計で決まる!」のもと、自動車メーカーでの開発~設計~製造、並びに品質保証などの経験を活かし、多くのモノ造り企業で設計業務改革や品質・製造改善、生産管理システムの構築などを支援している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。