出版社内容情報
強度設計に必要な材料力学の基礎、強度計算の基本と例題、材料の基準強度の考え方、実務で使える強度設計の事例など、機械設計の入門者から現場実務者に至るまで役に立つ内容を丁寧に解説する。
目次
第1章 強度設計とは(強度設計とは何か?;強度設計技術向上の効果 ほか)
第2章 強度設計に必要な材料力学の基本はたったこれだけ(単位;力について ほか)
第3章 基本的な強度計算の方法(引張荷重と圧縮荷重(1)基本的な強度計算式
引張荷重と圧縮荷重(2)簡単なトラス構造 ほか)
第4章 材料強度と強度設計(主な工業材料;材料の基準強度 ほか)
第5章 これならわかる!強度設計の手法と実務事例(ストレス‐ストレングスモデル;製品の使われ方の明確化 ほか)
付録 強度設計便利帳
著者等紹介
田口宏之[タグチヒロユキ]
1976年長崎県長崎市生まれ。田口技術士事務所代表。技術士(機械部門)。九州大学大学院修士課程修了後、東陶機器(株)(現、TOTO(株))に入社。12年間の在職中、ユニットバス、洗面化粧台、電気温水器等の水回り製品の設計・開発業務に従事。金属、プラスチック、ゴム、木質材料など様々な材料を使った製品設計を経験。また、商品企画から3DCAD、CAE、製品評価、設計部門改革に至るまで、設計業務に関するあらゆることを自らの手を動かして実践。それらの経験をベースとした講演、コンサルティングには定評がある。2015年、福岡市に田口技術士事務所を開設。中小製造業やスタートアップ企業へ、製品立ち上げや人材育成の支援などを行っている。毎月十万人以上が利用する製品設計者のための情報サイト「製品設計知識」の運営も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。