出版社内容情報
腸内フローラ及びプロバイオティクス(「食品やサプリに含まれる健康に良い作用を及ぼす生きた微生物」)と私たちの健康との関わり合いについて、科学的に正しい切り口に基づいてやさしく紹介する。
内容説明
私たちの腸内に棲む100兆個と言われるバクテリア群を腸内フローラと呼んでいます。ヨーグルトや乳酸菌飲料を常に摂り、腸内フローラを整える「菌活」愛好家が急増中です。そうした中、健康との関わりへの研究が日進月歩で進んでいます。
目次
第1章 腸内フローラって何?
第2章 腸内フローラはどこで、どのように存在する?
第3章 いろいろな疾患と腸内フローラとの関わり
第4章 プロバイオティクスは腸内環境を改善するミカタ
第5章 腸内フローラを構成する細菌群を知ろう
第6章 どうなる?腸内フローラ/プロバイオティクス研究の今後
著者等紹介
野本康二[ノモトコウジ]
1954年東京都生まれ。1979年、東京農工大学農学部獣医学科卒業。同年、株式会社ヤクルト本社入社。2017年退社。同年、東京農業大学生命科学部分子微生物学科動物共生微生物学研究室教授に就任。2005年から順天堂大学客員教授。一貫して、腸内細菌およびプロバイオティクスの健康に果たす役割に関する研究に従事する。獣医師、薬学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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