内容説明
設計図に描かれたものを実際の製品に仕上げるには、どのような材料を選定して、どのような加工法で成形するか、そして部品をどのようにつないでいるかを知っておく必要がある。実践的ポイント解説!
目次
第1章 機械材料を分類してみよう(材料加工学って何だろう(本書の流れ)
機械材料は金属とセラミックスと高分子材料に分かれる ほか)
第2章 機械材料のマクロ特性はミクロ構造で決まる!(各材料の応力‐ひずみ線図(弾性率、降伏応力、引張強さ、破断伸び)
金属の変形と破壊1 弾性変形と塑性変形 ほか)
第3章 材料の加工方法はたったの3種類だ!―それぞれの長所と短所(金属とセラミックス・高分子材料では加工プロセスが違う!;金属の原料は鉱石だ!(鉱石からどうやって素材になる?) ほか)
第4章 鉄鋼の熱処理と表面処理(熱処理の目的と全体像を理解しよう;鉄‐炭素平衡状態図1 状態図からわかること ほか)
第5章 接合技術―せっかく加工できても部品をつながないと製品にならない(どうやってつなぐか、なぜつながるのか(接合の種類と原理)
機械的接合 部品同士をどうやって締結するのか? ほか)
著者等紹介
西野創一郎[ニシノソウイチロウ]
兵庫県生まれの愛媛県育ち。工学博士。慶應義塾大学大学院博士課程修了後、茨城大学へ。現在、同大学院理工学研究科量子線科学専攻、准教授。専門は材料力学、材料強度学(金属疲労)、塑性加工、溶接工学、X線・中性子線を利用した材料や構造物の解析など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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