内容説明
“段取り”にもフォーカスした実務に役立つ入門書。「基礎知識」「準備・段取り」「実作業」の“これだけは知っておきたい知識”を体系的に解説。
目次
第1章 ねじ部品の基礎知識(ねじの種類と特徴;鋼製ボルト・ナットの材質と強度;様々な材質のボルト ほか)
第2章 ねじの締結作業のための準備と設計(ボルト締結における主な問題;ねじ締結体の設計;ねじのゆるみとは ほか)
第3章 ねじ締結における問題と対策(ねじ部品の維持;締付け作業のポイント;様々な締付け法 ほか)
著者等紹介
橋村真治[ハシムラシンジ]
芝浦工業大学工学部機械機能工学科材料強度学研究室教授。博士(工学)。1994年九州大学大学院修士課程修了、同年三菱重工業株式会社入社、2007年久留米工業高等専門学校准教授、2013年芝浦工業大学工学部機械機能工学科准教授、2017年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Lee Dragon
14
締結の基本原理が分かったのと、規格、ネジの種類、座金の役割が分かった。もう少し現場寄りの知識をまだ探している。2023/04/12
totssan
0
現場向けにエッセンスをかいつまんで説明してくれていて、助かった。不明点がかなり明確になり、今課題としているねじ締結問題に関して指針が得られた。早速実験してみたい。それなりに設計していたつもりだったが、それなりで不十分だった・・・基本的な機械要素で十分使い慣れていると思っていたが甘かった。締結部が多いのでどうしてもばらつき、その制御は不能と考えていたが、まだ踏み込める。参考にあったVDIも文献を入手し合わせて調査、設計に反映させたい。2021/11/28