内容説明
1枚の紙を折り畳むことで、さまざまな表現ができる折り紙。折り鶴のような子どもでも折れるものから、芸術性の高い近代折り紙、産業分野への応用まで、折り紙は多くの可能性を秘めている。
目次
第1章 折り紙の姿(折り紙の誕生;近代折り紙 ほか)
第2章 折紙工学という学問(日本発の折紙工学;ハニカムコアの発明 ほか)
第3章 折り紙を科学する(折り紙の基本折りと基本形の応用;芸術性の高い作品に使われる「ねじり折り」 ほか)
第4章 折り紙と産業化(折り紙の産業化を阻む4つの課題;展開と収縮に優れる「ミウラ折り」 ほか)
第5章 折り紙の力(身のまわりにある建築産業への応用;期待される医療機器や肺の呼吸モデルへの応用 ほか)
著者等紹介
萩原一郎[ハギワライチロウ]
京都大学工学研究科数理工学専攻修士課程修了。1972年4月に日産自動車(株)に入社、総合研究所で勤務。東京工業大学工学部機械科学科教授、上海交通大学客員教授兼、同大学騒音・振動・ハーシュネス(NVH)国家重点研究所顧問教授、東京工業大学大学院理工学研究科機械物理工学専攻教授。2012年4月から明治大学研究・知財戦略機構特任教授/先端数理科学インスティテュート&自動運転社会総合研究所所員、東京工業大学名誉教授。工学博士。日本応用数理学会名誉会員、日本機械学会フェロー、米国機械学会・自動車技術会・日本シミュレーション学会フェロー。日本応用数理学会業績賞「計算科学・数理科学援用折紙工学の創設と展開」他多数
奈良知惠[ナラチエ]
お茶の水女子大学理学部数学科卒業。神奈川県立高等学校に専任教員として3年間勤務後、母校の大学院に戻り、修士課程・博士課程を修了。学術博士(数学)。武蔵工業大学(現東京都市大学)講師、ミシガン大学客員研究員、東海大学理学部・阿蘇教養教育センター教授を歴任。現在、明治大学研究・知財戦略機構客員教授/先端数理科学インスティチュート所員。現在の専門は離散幾何学および折紙工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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