出版社内容情報
自動車や家電の部品製造に不可欠な金型。戦前生まれの著者は激動の時代を駆け抜け、金型屋を40年続けてきた。名古屋では少し名の知れたオヤジの“型破り”な型づくり人生を、自身のルーツや社業の発展を通じて愉快に綴る。
内容説明
全力で一生懸命にやってきた。他人とは違う仕事・生き方。痛快！型破りな金型づくり人生。
目次
第１章 空襲を生き延び、畑仕事に耐えるそんな子供時代が楽しかった理由（五歳で迎えた「日本のいちばん長い日」；家の周りは焼け野原だった ほか）
第２章 就職したプレス工場の経験すべてが将来への糧となった（新人が任された大きなプロジェクト；名古屋を襲った強烈な台風 ほか）
第３章 急成長させた会社の堕落が独立・起業を決意させた（お客様の出資した設備で他社製品を生産する裏技；社外にも頼れる仕事仲間が増えていった ほか）
第４章 株式会社ナガラ誕生活躍の場は全国、そして世界へ（ガラ空きの飛行機で北京へ；中国で始まった金型製作事業 ほか）
第５章 仕事をしながらしっかり遊ぶそうやって今の私ができてきた（就職直後から宴会に呼ばれてきた；女性社員とのデート費用はパチンコで ほか）
著者等紹介
早瀬實［ハヤセミノル］
１９４０年、名古屋市長良町生まれ。１９５９年、名古屋市立工業高校機械科を卒業し、新和精密プレス工業株式会社に入社。１９７９年に株式会社ナガラを設立し、翌年から操業。２００７年には経済産業省の「元気なモノ作り中小企業３００社」に選ばれたほか、一般社団法人日本金型工業会では数々の要職を歴任している。２０１７年には東京大学大学院精密工学科の外部講師に就任した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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