出版社内容情報
レーザ加工の全体像がわかるように基本事項をやさしく絵解きします。レーザ加工の全体像がわかるように基本事項をやさしく絵解きします。穴あけ、切断以外にも接合、溶接、表面処理などの用途と原理を詳述し、レーザ加工のメリットを明らかにして他工法との優位点を示しました。
片山 聖二[カタヤマ セイジ]
著・文・その他
内容説明
レーザ加工は、自動車やモバイル機器などの製造で、切断や穴あけ、溶接、焼入れ、3Dプリンティングなどに使われてきました。加工能力を左右すると言われるレーザの高品質化・超高パワー化が進み、超微細や極厚板の加工が実現するなど用途は広がっています。
目次
第1章 レーザとレーザ加工の基本を理解しよう
第2章 加工用レーザにはどんなものがある?
第3章 レーザで溶かして溶接・接合する
第4章 レーザで穴あけ・切断する
第5章 レーザで表面を改質する
第6章 レーザで高機能材料を作る
第7章 材料から見た用途の拡がり
第8章 各工業分野での新しい適用の姿
著者等紹介
片山聖二[カタヤマセイジ]
昭和26年兵庫県に生まれる。昭和50年大阪大学大学院工学研究科溶接工学専攻修士課程修了。昭和55年大阪大学大学院工学研究科溶接工学専攻博士後期課程単位取得退学。昭和56年大阪大学溶接工学研究所助手(工学博士)。平成9年大阪大学接合科学研究所助教授。平成14年大阪大学接合科学研究所教授。平成25年大阪大学接合科学研究所長。平成28年大阪大学退職。大阪大学名誉教授(現在)。平成28年(株)ナ・デックス技術統括フェロー/ナデックスレーザR&Dセンター長(現在)。学協会:レーザ加工学会会長(平成22年~平成27年)、監事(平成17年~現在)。溶接学会理事(平成23年~26年度)、高エネルギービーム加工研究委員会委員長(平成23年~27年度)。日本溶接協会理事(平成25年~26年度)、レーザ加工技術研究委員会委員長(平成27年~現在)。軽金属溶接協会理事(平成24年~平成26年度)、レーザ溶接委員会委員長(平成14年~現在)。JIW委員会理事、第IV委員会委員長(平成20年~現在)ほか。受賞:軽金属溶接構造協会論文賞(平成4年)。平成12年度・平成18年度溶接学会論文賞(平成13年・平成19年)。軽金属溶接論文賞(平成18年・平成21年)。経済産業大臣第4回ものづくり日本大賞特別賞(平成24年)。溶接学会業績賞(平成25年)。溶接学会フェロー(平成26年)。平成26年度科学技術分野文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)。第41回井上春成賞(平成28年)。日本溶接協会業績賞(平成29年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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