“数”の管理から“利益”の管理へ Ｓ＆ＯＰで儲かるＳＣＭを創る！ （第２版）

田中 大海【監修】/クニエＳＣＭチーム【編著】

日刊工業新聞社（2018/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 240p／高さ 21cm
• 商品コード 9784526078873
• NDC分類 509.6
• Cコード C3034

出版社内容情報

これまでのＳＣＭは、「数量」で管理していたが、ここにＳ＆ＯＰつまり「儲けがでる」ものにするという取り組みをプラスした。これまでのＳＣＭは、「数量」で管理していたが、ここにＳ＆ＯＰ（Sales&OperationPlanning）という取り組みをプラスし、数量ベースのＳＣＭに「お金」という単位を持ち込み、数量の適正化ではなく、利益の適正化をはかる、つまり「儲けがでる」ものにするという取り組みを事例を含め、わかりやすく解説する。

田中　大海　監修　?クニエＳＣＭチーム　編著［タナカダイミ カブ クニエエスシーエムチーム］
編集/監修

内容説明

予算と見込みの差を埋められますか？株主に説明がつく計画ですか？経営者が納得できるサプライチェーン改革とは。最新事例でよくわかる。

目次

第１章　今、新たに考え直され始めたＳＣＭ
第２章　今までのＳＣＭは儲けを生んだのか？
第３章　Ｓ＆ＯＰを加えることでＳＣＭはもっと進化する
第４章　儲けを生むＳＣＭ／Ｓ＆ＯＰの始め方―プロジェクト企画
第５章　儲けを生むＳＣＭ／Ｓ＆ＯＰの創り方―プロジェクト実行
第６章　プロジェクト推進の壁を乗り越えるコツ
第７章　ＳＣＭ／Ｓ＆ＯＰ業務を支えるＩＴ

著者等紹介

田中大海［タナカダイミ］
株式会社クニエマネージングディレクター。大手家電メーカーにて購買・生産・ＳＣＭ関連業務を経験後、外資系コンサルティングファーム・Ｍ＆Ａアドバイザリーファームを経て、ＮＴＴデータビジネスコンサルティング（現クニエ）に入社。主に製造業をクライアントとし、ＳＣＭ／Ｓ＆ＯＰを中心とした多数のプロジェクトマネージャー経験を有する。近年は、高速レスポンス型ＳＣＭやＳ＆ＯＰを強みとし、雑誌等への寄稿多数。同社におけるＳＣＭ／Ｓ＆ＯＰソリューションの責任者を務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Tsubasa-1125]

仕事でSCM及びS&OPの知識が必要になり、手始めに読み始めた一冊。SCM:現場視点で物量での管理、S&OP:経営視点で金額管理。SCMだけでは利益最大化にならず、例えば欠品時に出荷可能枠を利益率が低いところ、高いところどちらもに同じ量を割当する事になるが、S&OPでは利益率が高いところに優先的に割当する事が可能である。販売部門が強気な販売計画をし、生産部門がサバ読み分をカットし生産するといった運用、精度ともに問題ある手順で行っている事が多い。需給計画部門を立ち上げる事でそうしたサバ読みをなくす。

2022/02/11

[アバンセ]

[新刊購入]S&OPについて理解を深めるべくクニエの前作を購入しました。SCMを金額で視るといったときにどの単価で視るべきかについては自社のビジネスモデルではどうするのが良いか考えさせられました。また、SCMに限らず(特にシステム導入を伴う)プロジェクト全般の進め方についてもとても参考になりました。★★★★

2023/08/15