出版社内容情報
飛行機のメカニズムを学びたい人はもちろん、機械制御やメカニズム関連の技術者でも興味を持って読める工夫をしている。
内容説明
193点の図とイラストで、ヒコーキのしくみの「なぜ?」がわかる!
目次
第1章 飛行機とはなにか
第2章 飛行のための空気力の利用とそのメカニズム
第3章 エンジンによる推進力について
第4章 機体の構造および材料
第5章 自動飛行を実現する制御システム
第6章 安全飛行のためのシステムと宇宙への道
著者等紹介
東野和幸[ヒガシノカズユキ]
特任教授、工学博士。室蘭工業大学航空宇宙機システム研究センター専任。東北大学大学院工学研究科機械工学専攻博士課程修了。専門は推進工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マイアミ
2
★★★ 難しくて理解が追いつかなかった。大学の工学部卒ぐらいの知識がないと理解できないと思う。わかったことといえば、飛行機は重力、揚力、推力、抗力のバランスでとんでいて、現在の形状はかなり理に敵ったものらしい。亜音速と超音速では空気の流れが変わり、ターボエンジンは空気を圧縮させ熱して排出することで推力に変えているようだ。この本を読むのはまだ早かった。もう少し工学的な知識を積み上げてからもう1度挑戦して見ようと思う。2020/10/24
さとう
1
けっこう難しい。数式と専門用語を使わないようにしているようだけど、それはそれで難しい。一般向けの飛行機の本のしっかりしたやつを何冊か読んでてやっと読めるくらい。平板翼も翼型も揚力発生のメカニズムは迎え角によるもので、基本的に同じ(?でいいのかな?)。束縛渦、翼端渦、マグナス効果は記載あり、ベルヌーイ、クッタはなし。2022/09/01
sarde
0
3回ぐらい繰り返し読まないと分からない部分あり。ある程度飛行機の知識があったものの、物理の知識がないと理解が難しいところが多い。でも繰り返し読んで勉強になった。2018/05/16