出版社内容情報
事件・事故を引き起こす原因を分析・研究をしてきた筆者が、事例を元に、なぜ起きたのか、どう対応すればよかったかなどを説明する。
内容説明
東芝の不正会計事件。ペヤングソースやきそばのネット炎上事件。東洋ゴム工業の免震ゴム性能偽装事件ほか。最新事例から過去の大事件まで、危機管理のスペシャリストが、不祥事の原因メカニズムを徹底解説。好評書籍の第2弾。
目次
第1章 無くならない不祥事(東芝の不正会計事件―会社ぐるみの不正を生み出した米国流の組織文化;WECの巨額損失隠蔽問題と東芝の経営悪化―どうして日本企業によるM&Aは失敗続きなのか ほか)
第2章 企業が生き残るための危機管理(ペヤングソースやきそばのネット炎上事件―クレームの潜在的リスクを見極めよ;シンドラー社製エベレーター死亡事故―虚偽情報に踊らないように情報リテラシーを鍛えよ ほか)
第3章 あなたの組織は大丈夫か(不正会計事件を生み出す職場―危ない職場を見つけるためのチェックポイント;どうして無駄な会議が無くならないのか―制度を形だけ導入してもダメな組織には根付かない ほか)
第4章 企業は人なり(傍観者となった社員たちが企業を滅ぼす―『どうにかなろう』は破滅のキーワード;新参者が事故に遭いやすいことに注目せよ―現場のコミュニケーションは大丈夫か ほか)
第5章 リーダーの器(過去の不祥事をきちんと伝承せよ―教訓を歪曲する経営者;「最高の総務課長」ではトップは務まらない―日本経済を漂流させる「裸の王様」たち ほか)
著者等紹介
樋口晴彦[ヒグチハルヒコ]
1961年、広島県生まれ。東京大学経済学部卒業後、上級職として警察庁に勤務。愛知県警察本部警備部長、四国管区警察局首席監察官のほか、外務省情報調査局、内閣官房内閣安全保障室に出向。ペルー大使公邸人質事件、ナホトカ号重油流出事件、オウム真理教事件、東海大水害など様々な危機管理に従事。現在、警察大学校教授として、危機管理・リスク管理分野を担当し、企業不祥事とマネジメントについて研究。米国ダートマス大学MBA、博士(政策研究)。危機管理システム研究学会理事。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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