出版社内容情報
洗浄される製品の変化以前にも増して高精度な洗浄・乾燥技術が求められている。初版を全面的に見直し、アップデート。
内容説明
汚れはどの程度落とせば満足?洗浄剤の種類はこんなに多いの?乾燥方法にはどんなのがあるの?金属を洗ったら錆びちゃった。洗浄剤の安全情報はここにある。
目次
第1章 洗浄とは
第2章 産業洗浄剤の威力
第3章 どのように洗浄するの?
第4章 洗浄後の乾燥の世界
第5章 洗浄力の評価
第6章 知って得する洗浄の極意
第7章 環境・安全への配慮
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲンキ
100
会社で化学薬品の新事業を立ち上げるため、読んでみました。産業洗浄における汚れは、粒子汚れ、有機汚れ、無機汚れの3つに大きく区分され、これらの汚れが混ざり合っているとのことでした。また、これらの汚れを、洗浄度の3つの基準により、一般洗浄、精密洗浄、超精密洗浄で使い分けるということも、学べました。新事業のために役に立ったかは別にして、面白かったです😅。2020/10/31
kengoshi
0
トコトンやさしいシリーズより。面白いし、よくまとまっているけど、一般生活ではまず活かせない知識(笑) 洗浄と同じくらいに乾燥って大事なのね。風呂掃除のときや、窓拭きでの跡残りが気になってた。今度からは乾燥も考えながら作業してみよ。2019/03/05
とわも
0
一般向けの専門書。アライグマの項にはほのぼのしてしまった。アカデミック寄りの解説と現場寄りの解説の違いが面白かった。個人的には、学部の頃の有機合成実験での後処理はこの本に書かれている洗浄の手法のラボスケールなんだなと思った。この本で想定されている被洗浄物は有機化合物ではなかったが。2018/03/23
Yasuko Watanabe
0
★22018/02/07
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- 和書
- 若き日の山 ヤマケイ文庫