いま世界ではトヨタ生産方式がどのように進化しているのか!―取り残される日本のものづくり

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いま世界ではトヨタ生産方式がどのように進化しているのか!―取り残される日本のものづくり

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  • サイズ A5判/ページ数 194p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784526077227
  • NDC分類 509.6
  • Cコード C3034

出版社内容情報

「トヨタ生産方式」、そして「日本のものづくりの競争力」が国際的にどのように理解され、学ばれているかがわかる本。

目次

1 トヨタ生産方式は世界でどのように理解されているか?―トヨタ生産方式とリーン生産方式はどのように異なるのか?(海外の大学でトヨタ生産方式はどのように教えられているか?;トヨタ生産方式とリーン生産方式の違いとは? ほか)
2 世界はトヨタ生産方式から何を学んだのか?―どのように取捨選択と拡張を行ったのか(欧米でリーンマネジメントとして拡張される「カイゼン」;日本人だけが知らないバリューストリームマッピングとは? ほか)
3 トヨタ生産方式とリーン生産方式はなぜ違うのか?―ビジネスモデルと企業文化の違いを考える(欧米と日本のビジネスモデルの違い;日本企業に向いたサイマルテイニアスエンジニアリング ほか)
4 日本は海外から何を学べるのか?―取り残される日本のものづくり(日本企業の終身雇用制と長時間労働;日本企業の海外工場は本当に利益を上げているか? ほか)

著者等紹介

中野冠[ナカノマサル]
博士(工学)。1978年京都大学工学部数理工学科卒業。1980年京都大学大学院工学研究科数理工学専攻修了。研究分野:オペレーションズリサーチ。株式会社豊田中央研究所入社。生産システム、サプライチェーンマネジメント、マーケティング、業務改革方法論などを研究。1997年名古屋工業大学工学研究科生産システム工学専攻博了(在職)。学位論文:生産システム構築のための理論とツールに関する基礎研究。2008年慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。2013年スイス連邦工科大学Department of Management,Technology and Economics客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

OKD

2
★★★★⭐︎ この本の特徴的な所は著者がトヨタ中央研究所に所属していた事に加えて、大学教授をやっている点である。海外留学生の受け入れや、海外大学への訪問、学会や海外企業への訪問経験から、リーン生産方式への考察へと繋げている。 印象的だったのは、日本はエンジン製造、生産技術を競争分野としているが、海外は非競争分野と考えていること。製造ラインは外注し、企画広報、設計、制御技術に資源を集中させている。リーン生産方式もトヨタ生産方式がベースだが、自働化や現場カイゼンは重視されておらず、ムダの排除を重視している。2020/06/06

Kentaro

0
ダイジェスト版からの感想 現在では、トヨタ車両開発方式も世界の研究者から注目を集めています。 トヨタの開発システムの特徴は、営業部門や生産部門など他部門および部品メーカーと協調して製品設計が行われる点です。これをコンカレントエンジニアリングあるいはサイマルテイニアスエンジニアリングと呼びます。 製品の多様な要求仕様に対してより最適な設計を達成するためには、複数の部署が、共同で知恵を絞ります。その結果、その製品価値が高まるだけでなく、複数の部署が知恵を絞る訓練によって、企業の開発能力が高まる効果があります。2018/03/10

sk1

0
トヨタ生産方式の活用例を私見を中心に説明した書。著者は豊田中央研究所出身の慶応大学院教授。 欧米ではトヨタ方式を修正した「リーン生産方式」が利用されている。トヨタ方式はムリ・ムラ・ムダの優先順で現場主義による解決を求めるが、リーン方式ではムダのみを対象とし、システム全体で顧客価値を見える化するバリューストリームマッピングを使う。リーン方式はシステム工学の一手法として海外で学ばれる点は興味深い。 本書の後半では、日本と欧米の様々な比較事例を取り上げている。グローバル視点では日本は特殊な国のようだ。2018/01/31

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