出版社内容情報
伝統技法で製作されてきた日本刀はこれからの技術開発においても学ぶことのできる点は多い。そんな日本刀を解説。
内容説明
日本古来の伝統技法で製作されてきた日本刀は、折れず、曲がらず、よく切れるという優れた特性をもっています。これらの特性は、現代の工業技術を先取りしたさまざまなハイテクによるものです。今後の技術開発において日本刀から学べることはたくさんあります。
目次
第1章 日本刀ことはじめ(日本刀の移り変わり;刀の種類 ほか)
第2章 たたら製鉄と日本刀(日本刀の原料となる砂鉄;現代に復活したたたら製鉄 ほか)
第3章 日本刀を作る匠の技(古刀の再現への挑戦;水圧し・選鉱・積沸かし ほか)
第4章 反りと刃文は焼入れによってできる(変態・熱・力学から日本刀を見る;鉄と鋼はどう違うか ほか)
第5章 日本刀の完成(研ぎによって刀に命が宿る;刀の切れ味とは ほか)
著者等紹介
井上達雄[イノウエタツオ]
1939年生まれ。京都大学大学院機械工学科、同大学院を経て、同大学助手、助教授、教授。2003年退官後、福山大学教授、埼玉工業大学特任教授。現在、NPO法人「変態・熱・力学研究協会」理事長として、態・熱・力学の理論の構築と有限会社アイデアマップと協同して熱処理シミュレーションソフトCOSMAPの改善に尽力。元日本材料学会会長、国際材料学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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姉勤
なつきネコ@執事になる化け猫 全てのご主人様、お嬢様、紅茶をどうぞ☕
だ~しな
おっとぅ
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