出版社内容情報
CAEによる検証とモデリングとが強固に連携したプロセスを習得し、本来の意味での3D設計を目指す。
内容説明
解析の準備はどうするか?コンター図は、どう読み取るのか?解析評価の着眼点は?解析成果を形状変更に反映するには?モデリング、即検証!
目次
1 基礎編―CAEで3次元設計をスキルアップするための基礎知識(なぜ、3D CADを導入したら設計力が落ちたといわれるのか?;設計検証に必要な構造解析の知識;解析結果の見方;ところでメッシュとはどんなものだろうか;線形解析と非線形解析;ソリッド以外の要素も活用しよう;様々な応力軽減手段)
2 実践編―実例で学ぶ設計検証(架台のバランスを検証する;接触解析を活用して誤組対策を行う;梁(ビーム)要素の活用
解析でカシメ浮きを改善する
金型を抜く際の力について
ダイスと焼き嵌め効果
位置決めボスが筐体に与える影響の排除)
著者等紹介
水野操[ミズノミサオ]
1967年東京生まれ。1992年Embry‐Riddle Aeronautical University(米国フロリダ州)航空工学修士課程修了。外資系CAEベンダーにて非線形解析業務に携わった後、PLMベンダーや外資系コンサルティングファームにて、複数の大手メーカーに対する3D CAD、PLMの導入、開発プロセス改革のコンサルティングに携わる。さらに、外資系企業の日本法人立ち上げや新規事業企画、営業推進などに携わった後、2004年にニコラデザイン・アンド・テクノロジーを起業し、代表取締役に就任、オリジナルブランド製品の展開や、コンサルティング事業を推進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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