Ｂ＆Ｔブックス トコトンやさしい電磁気の本

面谷 信【著】

日刊工業新聞社（2016/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 159p／高さ 22cm
• 商品コード 9784526076220
• NDC分類 427
• Cコード C3034

出版社内容情報

数式だけでなくイメージイラストも盛り込み、必要最低限に絞った項目と内容で、電磁気の基本概念を的確に伝える。

内容説明

電位は標高のようなもの、電界と電荷の関係、コイルの作る磁界、マクスウェルの方程式とは。難解と思われている電磁気の全貌を、絵と平易な言葉で紹介。

目次

第１章　そもそも電気とは何か？
第２章　電気の世界をどう表現するか？
第３章　電気の世界における基本法則
第４章　真空でないときの電気現象は？
第５章　電流が流れると磁界ができる
第６章　磁界中の電流には力が働く
第７章　磁気現象をミクロに見る
第８章　電界と磁界の相互作用
第９章　電磁波の発見（光は電磁波だった）

著者等紹介

面谷信［オモダニマコト］
東海大学工学部光・画像工学科教授。電子ペーパー、視覚認識、３Ｄ表示等の研究に従事。１９５５年鳥取県境港市生まれ。１９７４年米子東高校卒業。１９８０年東北大学大学院機械工学第二専攻修士課程修了。同年日本電信電話公社（現ＮＴＴ）入社（横須賀電気通信研究所に勤務）。１９８７年工学博士（東京大学）。１９９７年東海大学工学部光学工学科助教授。２００２年東海大学工学部光・画像工学科教授。日本画像学会会長、日本印刷学会理事、ＳＩＤ日本支部長、ＪＢＭＩＡ電子ペーパーコンソーシアム委員長（Ｓｏｃｉｅｔｙ　ｆｏｒ　Ｉｍａｇｉｎｇ　Ｓｃｉｅｎｃｅ　ａｎｄ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ、日本画像学会、画像電子学会各フェロー）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[prism]

本は読むけど〜電気が分からん〜で、1ページ目で、こりゃ〜ムリムリ〜てなわけで〜〜終了っ・・・・・

2016/12/15

[Y. Takahashi]

正直どのレベルの層を対象としているのかが良く分からなかった。数式をきちんと書いてくれるのは良いんだけど、その解説が不親切・不十分で初学者には厳しいと思うし、ある程度理系一般教養がある層にとっても復習する一冊としては物足りない。

2025/01/03

[Erikom]

このトコトンシリーズ好き。 電気は正負の電荷の過剰or欠乏。

2023/11/25

[TORUMA]

大学課程の電磁気学を扱った図解本。一般向けの科学読本ではないので注意。微分が変化率で積分が和だと定性的に捉えられるぐらいの基礎学力は前提とされている。本書の構成は おおむね標準教科書的であり、単純明快な解説と図表で電磁気学がわかりやすくまとめられている。導線の磁場についてはアンペール1本でビオ・サバール近辺が省かれているものの、初学者ないし挫折者が、高速道路に乗ってマクスウェル方程式の微分形および電磁波まで一気に突っ走れる好著である。

2019/11/07

[Yasuko Watanabe]

★2

2018/02/19