出版社内容情報
次世代火力発電技術には種々の方式と特徴がある。技術開発が並行して進められて2025年までに段階的な実用化が目指されている。
目次
プロローグ 新たな価値を生み出す火力発電技術
第1章 火力発電を取り巻く情勢
第2章 シンプルサイクル発電技術
第3章 コンバインドサイクル発電技術
第4章 トリプルコンバインドサイクル発電技術
第5章 火力発電に関連する新技術開発
著者等紹介
高橋毅[タカハシタケシ]
一般財団法人電力中央研究所理事待遇・エネルギー技術研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
M.T.
0
「次世代火力発電に係わる技術ロードマップ」(2016年6月)に基づき、「高効率石炭火力」、「超高温ガスタービン」、「水素発電」、「CCUS」等の仕組みを図解で解説。 ・石炭火力は石油危機後に、原子力、LNG火力とともに拡大。 ・IGCCはこれまであまり利用されてこなかった低品位炭の利用拡大につながり、エネルギーセキュリティ、燃料価格抑止に有効。 ・燃料電池とGTCCを組み合わせたトリプルコンバインドサイクル(GTFC)。SOFCが最上流。 ・CCSは普及進まず、大半がEOR+CCS。2020/01/02