内容説明
電波(電磁波)の発見、電波法、周波数分類、電波の特性、発振回路、増幅回路、フィルタ、雑音、BLE、RFID、NFC、GPS、ロボット革命と電波、ワイヤレス電力伝送。電波(電磁波)の誕生から最近の応用まで、基礎となる技術をベースに、電波の分類と基本的な特性、および分類領域での電波応用などについて楽しく紹介。
目次
第1章 電波の応用
第2章 電磁波に含まれる電波
第3章 電波の性質
第4章 電波応用で必要な基本回路
第5章 情報機器を支える電波の応用
第6章 電波を応用した電子機器
著者等紹介
相良岩男[サガライワオ]
昭和7年東京都に生まれる。昭和31年東京理科大学卒業、物理学専攻。昭和31年沖電気工業(株)へ入社し、ED事業部総合技術部技師長を経て、平成3年KOA(株)常務取締役。平成10年KOA(株)顧問。平成23年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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🍭
3
図書館本、2016年発行。このシリーズの中でも群を抜いて難しかった。まったくの素人が読むには説明が丁寧すぎるし、歩み寄りは少ないと感じた。対象読者は既にそれなりの専門知識を身に着けている層なんだろうか。電波に関する知識を深めるという点では第三章がものすごく丁寧だと思うんだけれど、素人がこの電波を扱うことは普通ないと思うので今一つ楽しめず、通読するのは苦行に近かった。第四章になってようやく興味のある音や映像と電波の運用についてのトピックが増えてきて興味深かった。38 信号と雑音でSN比の解説が出てきて感動!2024/07/18
夏野菜
2
今や電波なしでは生活できない現代だが、意外とそのことを知らないと感じ、読んでみた本。一通りは過去に勉強したはずだが、役に立つ知識としてほとんど自分の中に残っていないことを痛感。電磁波の存在をマックスウェルが予測していなかったら、今頃どうなっていたんだろうと思いを馳せてみた。搬送波(キャリア)について、もう少し他の本で勉強したい。2016/05/14
あんじぇりーな
0
根っからの初心者には厳しいと思う。対象はいったいどこらへんなのか?2016/05/23
Supopovich
0
一通り読んだが、元からこの手の話に疎いため理解には基礎からの勉強が必要2024/08/14
N
0
日常享受している利便性の仕組みを知りたくて。ブルートゥース命名はノルウェーとデンマークの無血革命をした青い歯を持ったデンマーク王様という意味があり、無線規格の統一を図りたいというエリクソン社の技術者の願いが込められている。2022/12/25