内容説明
自動車や航空機など各種工業製品の軽量化材料として、アルミニウムに注目が集まっている。本書では、「製造プロセス」、「微細組織」、「材料特性」という、アルミニウム各種を理解する上で必要な3つの視点により、基礎と実際の材料技術を丁寧に解説していく。
目次
第1章 アルミニウムの基礎
第2章 材料の組織解析法・評価法
第3章 アルミニウム合金の溶解・鋳造
第4章 アルミニウム合金の塑性加工と焼なまし
第5章 アルミニウム合金の時効熱処理
第6章 アルミニウム合金の溶接・接合
第7章 アルミニウム合金の表面科学
第8章 アルミニウム合金の工業材料と性質
著者等紹介
里達雄[サトタツオ]
1974年東京工業大学工学部金属工学科卒業、1976年東京工業大学大学院金属工学専攻修士課程修了、1979年同大学大学院博士課程修了、工学博士。1979年に東京工業大学助手、1988年英国マンチェスター大学客員研究員、1991年東京工業大学工学部金属工学科助教授、1999年教授、2012年東京工業大学精密工学研究所教授。2015年東京工業大学名誉教授。日本アルミニウム協会顧問、(株)神戸製鋼所アルミ・銅事業部門顧問。2009年軽金属学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
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#説明歌 アルミニウムリチウムよりは重いけどチタンより軽い代表金属 #感想歌 鉄器時代次はアルミニウム時代世界の構造考えてみよ2017/11/23
dislocation_a
1
現在人に貸しているので詳しいことは忘れたが,アルミニウム材料の本の中では分かり易く詳しく書いてあり良い. 圧延材,鋳物合金の種類から時効処理,GPゾーンといった話まで幅広く書かれている.
黒とかげ
0
うーん。大全と題名になっているから仕方がない部分もあるが、需要のない部分まで説明しすぎか?アルミニウムの組成を仕事としている人は世界でも一握りだろうに。難しいな。2023/04/09