出版社内容情報
EMCの基本式に従ってそれぞれのパラメータを解説、あらゆるノイズ現象、ノイズ対策回路、そして対策事例を紹介。
目次
第1章 EMC基本式とエネルギー保存の法則によりEMC技術を考える
第2章 抵抗R、キャパシタンスC、インダクタンスLがEMCに与える影響
第3章 共振現象がEMC性能に与える影響
第4章 EMCの基本式はVn=(L-M)・dI/dt
第5章 電磁波はどこからどのようにして放射されるのか
第6章 回路の基礎となる電源・GND、(L‐M)の最小化
第7章 EMC基本式に基づいた、部品の選定・実装、配線、レイアウト、コネクタ配置
第8章 差動信号伝送とEMC
第9章 EMC基本式Vn=(L-M)・dI/dtに基づいたノイズ対策のポイント
第10章 補足
著者等紹介
鈴木茂夫[スズキシゲオ]
1976年東京理科大学工学部電気工学科卒業。フジノン(株)を経て(有)イーエスティー代表取締役。技術士(電気電子/総合技術監理部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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バンル
1
ノイズ対策.comに書かれているような対策の物理現象がわかるようになる本。配線を太くすると抵抗だけでなく自己インダクタンスが下がる。回路のループ面積を小さくすることで自己インダクタンスを下げ相互インダクタンスを上げられるため,ノイズ電圧を減らせる。ICの電源ピン近くにキャパシタを挿入するのも同じ原理。基板周辺をGNDで囲むのは発生する電磁波を閉じ込めるため。このような電磁波対策等にはアンテナの知識が不可欠なので,電磁波工学等の高周波回路の復習もしたい。あとですます調とである調が混ざっているのはやめてほしい2023/01/28
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