内容説明
リスクを予め知って計画的に対処すれば、登山はもっともっと楽しくなる!
目次
1 山のリスクとはなんだろう?
2 山を楽しむための情報収集と準備
3 山のメッセージを伝える、受け取る
4 大自然の中の私たち
5 道迷いのビフォーとアフター
6 安らぎの一夜を得るために
著者等紹介
昆正和[コンマサカズ]
青森県出身。東京都立大学(現首都大学東京)経済学部卒業。災害リスク研究および事業継続計画(BCP)策定支援アドバイザー。翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazyury
5
当たり前のことを当たり前に書いている、という感想。 しかし、リスクは当たり前のことを疎かにしないのが基本。 と捉えるならば、新たな発見はなくとも、リスクアセスがルーチンとなるまでのチェックリストとしての価値はあるかもしれない。 山日記は、山に限らずに記録付けと捉えるならばもっと幅広く適用できるプラクティス。2017/11/30
ココアにんにく
4
道に迷う時の心理状態など具体的に書かれていてとても興味深い本でした。山でのリスクや優先順位を意識しながらの行動など山登りでの経験が日常生活にも役立ちそう。という私は本格的な山登りはしたことはないのですが…。読み終わって道迷いの心理や山の危険などもっと知りたくなりました。あとシーズンの山小屋には泊まりたくないです。2016/07/25
kamedon
2
登山の本を色々読んできたが、それらの初歩的な注意点を一冊にまとめた様な本。 登山を始める第一歩に良いかも。2024/09/30
こひた
2
リスク管理とはいえ、登山本でブラック・スワンやpdcaがでてきて驚いた。登山中に「熊注意」は確かにいろいろ厄介だけど、警戒する音を鳴らすのが有効なのか。折り畳み傘を開くと驚くという検証もあったな。2014/12/09
monge
1
リスクマネジメント、予想外のところに落とし穴がある、おせっかいマン、あせり、不安の前に、水を一杯飲む、など。2015/01/09