内容説明
日本は4枚のプレートがぶつかり合う、世界でも類を見ない場所に位置しています。そのため、私たちの足元でいつ大地震が起きても不思議ではありません。だからこそ、地震への備えが大切なのです。
目次
第1章 地震の発生と地震波の伝わり方(ヴェーゲナーの大陸移動説「地球収縮説との論争」;マントル対流と大陸の移動「大陸を動かす原動力」 ほか)
第2章 地震による揺れと被害(加速度と慣性力「頑丈な建物が地震で倒れる理由」;建物の周期と共振「高い建物と低い建物はどちらが安全?」 ほか)
第3章 地震に対して建物はどのくらい安全か(日本の地震学を築いた外国人技術者たち「地震学の父ジョン・ミルン」;関東大震災の衝撃と教訓「煉瓦造から鉄筋コンクリート造へ」 ほか)
第4章 建物を地震に強くする方法(建物の材料と強度「材料の特徴を理解して利用する」;鉄筋コンクリートの原理「コンクリートの弱点を鉄筋で補強」 ほか)
第5章 地震対策のいま(自助・共助・公助で防災「防災対策の3つの取り組み」;建築物の被災度判定「被害の把握と二次被害の防止」 ほか)
著者等紹介
斉藤大樹[サイトウタイキ]
豊橋技術科学大学建築・都市システム学系教授、工学博士。1990年東北大学大学院工学研究科博士課程修了。1990年東北大学工学部建築学科助手。1992年米国イリノイ大学土木学科客員研究員。1996年建設省建築研究所第3研究部主任研究員。2000年JICA長期専門家(ルーマニア、地震工学)。2002年(独)建築研究所構造研究グループ上席研究員。2004年(独)建築研究所国際地震工学センター上席研究員。2011年豊橋技術科学大学建築・都市システム学系教授。(独)建築研究所特別客員研究員(兼任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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