内容説明
被災時の初動から復旧まで、時系列に最適対処法をまとめた実践書。
目次
第1章 自然災害の実情(分析)と企業の対処
第2章 自然災害の物理現象解析を通して知る予防対策への道程
第3章 BCP作成前に必要な事実解析の進め方
第4章 備えあれば憂いなし:BCP展開実務へ向けた準備要件
第5章 BCP策定と運用の実務
第6章 BCP運用に必要な企業で行う防災訓練と災害対策への備え
第7章 自然災害対策ビジネスへのアプローチに向けて
著者等紹介
中村茂弘[ナカムラシゲヒロ]
1943年生まれ。1970年早稲田大学理工学研究所金属工学科大学院卒。1970年~1990年日立金属(株)にて、新製品開発担当。IE/QC/VE/JIT/CIMなど、改善・管理技法を駆使した各種プロジェクトを指導・担当。米国AAP St‐Many社に3年赴任。1990年~一般社団法人日本能率協会専任講師。現在、一般社団法人日本能率協会専任講師。(有)QCD革新研究所代表取締役。ISO9000si2000、ISO14000、審査員補、CPC(個人情報コンサル資格)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
1
ふむ2020/03/27
でやー
0
災害対策としてのBCP検討について概要は分かりました。2024/12/08
The pen is mightier than the sword
0
著者が提案している災害時の対応、減災についての考え方はしっかりとしており、自分の考えを伝えてわかり易くしようとしている点は好感が持てる。一方、自分が言いたいことに固執し過ぎて鼻につく記載が散見された。東日本大震災の原発事故について東京電力の津波対応がおそまつだった点について本の主旨でないと思えることが何度も書かれていた。また著者が言いたいことを書いたため、却って分かりにくくなっている部分があった。読者は自分たちが考えなければならないマニュアルの作成や活用について知りたいはずなので我慢してほしい。1452017/05/20