目次
第1章 人類と薬草の長くて深い関わり
第2章 薬草療法を最高度に体系化した中医と漢方
第3章 現代医学で見直される漢方薬の効能・効果
第4章 サプリメントとしても使われる薬草
第5章 毒にも薬にもなる植物
第6章 薬草を保護し栽培しよう
著者等紹介
佐竹元吉[サタケモトヨシ]
1964年東京薬科大学卒業、国立衛生試験所(現・国立医薬品食品衛生研究所)入所。1991年国立衛生試験所生薬部長。2001年国立衛生試験所退官、日本薬剤師研修センター、ペルー南大学客員教授、NPOミャンマーケシ代替植物プロジェクト理事長。2002年お茶の水女子大学生活環境教育研究センター教授。2006年お茶の水女子大学客員教授。2009年から12年まで富山大学和漢医薬学研究所客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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烟々羅
18
タバコ以外の服烟用ハーブについて調査,海外からの購入について調べると、カンナビスト(向精神剤として脳に悪い娯楽にハーブを扱う層)やホメオパシスト(身体に必要な栄養を欠如させることで健康になるという信仰を持つ層)に向けた販売店が多く引っかかった。また同時に、服烟用ハーブといっても英国人は身近なハーブを適当に服しているのであり日本でなら日本で取れる生薬(しょうやく)を服すれば良い気がしてきた。 先人のないジャンルなので、毒や向精神剤になるような材料を自分で排しないといけない、と生薬の本を読んだ。2014/01/19
ぼのまり
3
植物の約10%は薬になるらしい。薬草についての基本的なことから、主に漢方に関する歴史、現代医学での使われ方、危険性、生薬の栽培研究などが記述されていて勉強になる1冊。これからの世の中、もっと知識を持っていたほうがいいのかもしれないですね。2013/05/25
kurumi
0
薬剤師さんとか漢方医さん向けかな。図鑑や効能の本ではなく、歴史が主でした。2013/05/12
あちこ
0
わたし用に借りてきた本。広く浅く、昔から現代まで、薬草という立場である植物についての知識の本。おもしろい部分とそうでない部分があったわ。どこに興味をもつかは、個人差があるからねえ。2013/04/17