目次
第1章 元素の基礎知識
第2章 鉄の性質
第3章 熱処理
第4章 鍛造と鋳造
第5章 鉄鋼材料の種類
第6章 切削加工の基本
第7章 元素と親しむ
資料
著者等紹介
横山明宜[ヨコヤマアキヨシ]
1949年2月15日生まれ。1971年関西学院大学法学部卒業。同年、サンドビック(株)コロマント事業部入社、マーケティング部長、執行役員・西日本営業統括、執行役員・教育研修を歴任。現在、サンドビック(株)コロマント・カンパニー営業本部付(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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タツノコメバル
4
研修で頂いたので読み込んだ。普段我々の周りにある鉄という元素が、炭素やクロムを極微量含むだけでこれほどの多様性を持つのに驚く。 塩が着いているとステンレスも錆びる理由がよく分かった。 家のスプーンの裏には確かに18-8と書いてあり、これからスプーンをとる度に思わず見てしまいそうである。2019/12/07
葉
1
鉄鋼材料の種類と特性の基本を理解するには元素のことに興味を持つ必要がある。鉄鋼材料や切削工具の種類の違いは、元素や結晶が作っているとのこと。待機中の元素である窒素や酸素、地殻・マントル部の元素である酸素やケイ素、人体の元素である酸素や炭素などが書かれている。鉄と鋳鉄は炭素量の違いて分類され後者は21.4%以上と定義されている。フェライトやオーステナイト、マルテンサイトなどのステンレス鋼のJIS記号やアンドロメダ銀河などはさっぱりである。2016/07/19
PDCAサイクル
0
本書は,加工される材料と加工するための工具材料について,かなり量の情報をまとめてあり,図の豊富さもあってかなり使い勝手がいいものだと思う.ただし,情報が羅列されている箇所が多いので,内容を新しく学ぶ用途には向いていないかなと思う.2016/12/09
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