内容説明
家電から自動車、新エネルギーまで活躍の場が広がる最強の永久磁石希土類磁石は応用技術も資源問題対策も進化し続ける。
目次
プロローグ ネオジム磁石の30年
第1章 磁気と磁石を理解しよう(磁気とは何だろう;永久磁石の基礎知識;希土類磁石の歴史;希土類磁石のここが問題)
第2章 希土類磁石の材料科学(希土類磁石の材料;希土類磁石が高特性を発揮するメカニズム;希土類磁石の製法;ネオジム磁石の特性;ネオジム磁石以外の希土類磁石;ネオジム磁石の保持力)
第3章 希土類磁石の応用技術(普及編―ネオジム磁石は地球を救う;展開編―ネオジム磁石のさらなる活躍)
第4章 資源問題への対策(希土類の資源問題;ジスプロシウム(Dy)使用量の削減・零化への取り組み
永久磁石とモータにおける希土類代替技術の可能性)
著者等紹介
佐川眞人[サガワマサト]
1972年、東北大学大学院博士課程修了。同年、富士通(株)入社。82年、住友特殊金属(株)〔現・日立金属(株)〕入社。83年、ネオジム磁石を開発。88年よりインターメタリックス(株)代表取締役。2012年、日本国際賞を受賞。工学博士
浜野正昭[ハマノマサアキ]
1966年、京都大学工学部原子核工学科卒業。同年、東北大学金属材料研究所助手。80年、同研究所助教授、(株)エムジー取締役・開発部長。90年、鐘淵化学工業(株)主席研究員。95年、戸田工業(株)技師長。2000年、ミクニ・マキノ工業(株)理事・開発部長。02年より(社)未踏科学技術協会特別研究員。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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