内容説明
フッ素は科学的、学問的にも大変興味深い元素で、住まいや日常品、健康関連、交通運輸、半導体・情報産業など多くの分野で使われ、私たちの便利で快適、安全・安心な暮らしに役立っています。
目次
第1章 フッ素ってなんだろう?
第2章 身の回りにあるフッ素を探そう!
第3章 家電製品を支えているフッ素
第4章 交通・輸送で活躍するフッ素
第5章 半導体、情報通信で活躍するフッ素
第6章 お医者さんの処方箋にもフッ素の入った薬が…
第7章 21世紀のクリーンエネルギー、環境のカギを握るフッ素
著者等紹介
山辺正顕[ヤマベマサアキ]
1965年京都大学大学院修士課程修了。旭硝子株式会社取締役中央研究所長、(独)産業技術総合研究所研究センター長、研究コーディネータを経て、2009年より研究顧問。専門は有機フッ素化学・環境科学。日本化学会フェロー、高分子学会フェロー。国連環境計画技術経済アセスメントパネル上席専門職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
4
蛍石は古代から知られていたが、鉄鉱石の融剤として使われることを書物に記したのはドイツのアグリコラ氏が初(1530)。18世紀半ばに蛍石を硫酸で溶かした「フッ酸」に塩素と似てる何かがあることが分かってきた。19世紀末フッ素が単離され、フッ素化学が進展する(塩素同様、ガスには強い毒性あり)▲フッ素化合物コーティング鍋などで示されるように、水も油も弾く性質があり、自動車の水や油に晒されるパーツに使われたり、半導体の洗浄やエッチングなどにも不可欠。ステンレスとは反対に、酸化被膜を剥いだりとか。2020/07/12
青縁眼鏡
1
やさしくなかった(汗)。もう一度読む必要がある。2014/06/04
dai
0
これでも全然やさしくない…(^^;2017/03/01
Y
0
×2017/01/27
のりみつ
0
いや別にやさしくないっす・・・。 フッ素って虫歯予防とフロンガスくらいしかなじみがなかったのですが、現代医学と工業には欠かせない物質だそうです。2013/08/04
-
- 和書
- 消えない落書き