内容説明
リチウムイオン電池とその使用法、回路設計について解説した入門書。
目次
プロローグ 身近な電池として期待されるリチウムイオン電池
第1章 リチウムイオン電池の基本
第2章 リチウムイオン電池の充電回路
第3章 バッテリ電圧LEDレベル表示回路の回路設計
第4章 ホルダー型リチウムイオン電池と回路設計
第5章 ユニット型リチウムイオン電池と回路設計
第6章 ソーラパネルとリチウムイオン電池を組み合わせた蓄電システムの設計
付録
著者等紹介
臼田昭司[ウスダショウジ]
1975年北海道大学大学院工学研究科修了。工学博士。東京芝浦電気(株)(現・東芝)などで研究開発に従事。1994年大阪府立工業高等専門学校総合工学システム学科・専攻科教授。2008年大阪府立工業高等専門学校地域連携テクノセター・産学交流室長、光触媒工業会特別会員、華東理工大学(上海)客員教授、山東大学(中国山東省)客員教授、石家庄経済大学光電技術研究所(中国河北省)客員教授兼名誉教授。2012年大阪電気通信大学客員研究員、大阪府立大学工業高等専門学校兼任講師、摂南大学理工学部電気電子工学科兼任講師、大阪産業大学電子情報通信工学科兼任講師、台湾WPGグループ初芝テック首席技術顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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リチウムイオン電池は、どんな構造になっているのか、特徴も含めとてもわかりやすく書かれています。スマホや電気自動車で、浅い充放電を何度も繰り返しても、電圧が低下するメモリー効果が起きない理由もわかりました。サイクル寿命もわかり、これで安心して継ぎ足し充電が行えます。あと、エネループのUSB出力型電池を持っているのですが、バッテリーの残電圧を示す、LED表示の抵抗分圧の回路の仕組みを知れてうれしかったです。最近安く出回っている、リチウムイオン電池の再生品もちょっと使ってみようかなと思ったりもします(^^)2012/06/02