内容説明
本書では薬とじょうずに付き合うために知っておきたい、薬のルールに隠された薬の仕掛けや薬が効くメカニズムを解説します。
目次
第1章 医薬品とは
第2章 薬ができるまで
第3章 薬の種類と工夫
第4章 体内における薬の旅
第5章 薬の相互作用
第6章 薬の効く仕組み
第7章 薬の正しい使い方
第8章 薬教育
著者等紹介
加藤哲太[カトウテツタ]
東京薬科大学薬学部教授薬学教育推進センター長。薬学博士。1947年岐阜県生まれ。岐阜薬科大学卒業。日本学校保健会・医薬品の使い方に関する指導方法検討委員会・委員(平成17年~)。セルフメディケーション推進協議会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おっとぅ
3
これは解りやすかった。薬は自然治癒力を助ける役目をするのが主目的であって、薬自体が治すのではないらしい。2018/05/15
へんかんへん
2
この発想はなかった2017/11/19
きい
1
p.56-57, 70-71, 94-97, 104-105参照 内服した薬の多くは、胃で溶解し、小腸で吸収される。一般的に、脂溶性の薬は、水溶性の薬よりも吸収効率が良いといわれている。小腸からの吸収性を高めるために水溶性の薬を化学的に脂溶性の化合物に変化させた薬をプロドラッグといい、これは肝臓で速やかに通常エステル化反応によって元の化合物になり効果を発揮する。2023/10/09
Yasuko Watanabe
0
★32018/01/09
まるす
0
薬の開発や製造について基礎を知りたくて読んだ。ためになったのは代謝に関する記載。薬がどのように効くのか、肝臓や酒がどのように影響するのかわかった。化学物質の名前が出てくると私は思考停止してしまうが、それでも易しく深入りせずにどんな働きのものか説明していたように思う。2023/03/22