内容説明
伸びとひずみの力学、応力と変形を表わす線図、引張力と圧縮力、そしてせん断力、曲げモーメントとたわみ、円筒と球体の破裂。知りたいことがよくわかる。
目次
第１章 材料力学の原理と基本法則
第２章 材料に作用する荷重と応力
第３章 はりに作用する力と曲げモーメント
第４章 曲げの力学
第５章 ねじりと座屈
第６章 応力が集中するところは弱い
第７章 耐圧容器の壊れ方
第８章 応力の発生と材料の物性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朧月
4
図書館のレンタルから。 材力を学び直そうと思って、読みました。 こういう学問書の数式って、どうして論理が飛躍するかなーと思うところで、話が飛ぶので、割とモヤモヤ。 また、数式から厳密に導ける部分と、仮定として例示する部分が、はっきりと分かれてないため、読みにくい部分もちらほら。 もうちょっと分かりやすく書けたはずと思う部分がいくつもあり、残念な感じです。 最後の複合材料などの部分は、求めていた内容とはズレていただけに、梁や断面モーメントの導出などの部分をしっかりと分かりやすくして欲しかった。2015/03/01
かっこわらい
0
材料力学を勉強するために図書館から借りた1冊。各小項目は2ページで構成されています。 学べる内容は ・伸びとひずみの力学 ・応力と変形を表す線図 ・引張力と圧縮力、せん断力 ・曲げモーメントとたわみ ・円筒と球体の破裂 やさしいとタイトルに書かれていますが、式の導出過程が省略されており、理解するためにはインターネットなどで別途調べる必要があります。 また、縦書きのため、数式が横に倒れて記載されているのが見づらいです。 ベストとは言えないですが、勉強のきっかけとして選んでいい1冊だと思います。2020/12/25
まつ
0
トコトンやさしいは言い過ぎです。各見開きで1項目ですが、ページごとにボリュームが大きく違います。簡単なページは本のイメージしていたものですが、難しいページは腰を据えて読まないとわからない。横文字の式が縦書きなのがさらに難解にしてる。そもそも難しいページが理解しきれるのか…。とはいえ、簡単な気持ちで手にするわけではなく、藁にもすがる思いで手にしたのであれば、比較的わかりやすい本だと思いました。価格の割には内容があるのでコスパはいいと思います。2020/06/18
