目次
1 ディジタル信号処理とは?(ディジタル信号処理以前の知識;アナログ信号とディジタル信号 ほか)
2 信号の成分を調べる(フーリエ級数とフーリエ変換;ディジタル信号のフーリエ変換と高速化 ほか)
3 成分を決めて信号を合成する(フーリエ合成;フーリエ逆変換 ほか)
4 信号から必要な成分だけを取り出す(フィルタの種類と特性;ディジタルフィルタとは ほか)
5 信号のどこが似ているかを調べる(相関関数ということ;自己相関関数 ほか)
著者等紹介
坂巻佳壽美[サカマキカズミ]
東京生まれ。日本大学理工学部電気工学科卒。東京都立工業技術センターへ入所。地方独立行政法人制度による組織再編により地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター。マイコン組込み製品の開発支援を継続して行なってきている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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夏野菜
4
あらゆる信号はサイン波、コサイン波の重ね合わせで表されるというフーリエの理論をはじめ、デジタル信号の一通りの内容をさらっと知ることができる。数式はなくとも意味合いを理解できるので、わかった気になれる。著者の娘さんが書いたとのことのイラストがほんわかしていて、好感が持てる。2017/01/29
オザマチ
4
「絵で見る」とタイトルにありますが、イラストだけでなくC言語プログラム(の一部)も載っています。教科書が数式だらけで困っている人が読むといいと思います。自己相関関数やパワースペクトルの例やプログラムが載っている本というのも、意外と珍しいです。2014/06/17