内容説明
信頼性の高い分析値を提示するために、知っておかなければならない「はかる」ことの基礎知識。
目次
第1章 「はかる」ということ
第2章 有効数字
第3章 検出限界と定量下限
第4章 信頼性にかかわる用語
第5章 不確かさの概念と見積もりの考え方
第6章 実際の定量分析における信頼性評価例
第7章 濃度について
著者等紹介
上本道久[ウエモトミチヒサ]
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター城南支所上席研究員・支所長代理。1980年東京農工大農学部環境保護学科卒業、1982年同大学院農学研究科環境保護学専攻修士課程修了、1985年学習院大学大学院自然科学研究科化学専攻博士後期課程修了。理学博士。1985~87年理化学研究所生体高分子物理研究室博士研究員、学習院大学理学部助手を経て1987年より東京都立工業技術センター(現東京都立産業技術研究センター)無機化学部研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gonta19
49
2015/2/5 仕事がらみで購入。 2015/11/13〜12/3 こちらは非常に細かい数値の取り扱いを厳密に書いてある。初学者はきついかもしれないが、ちゃんと処理をするためにはこういうのを読んできちんと勉強しないといけない。2015/12/03
本まーちゃん
1
そうだなワード:測定値を分析値にするのは分析技術者の仕事。数値は分析者の手許を離れると独り歩きする。機器分析では3桁以上の信頼性を付与することはできないと考えた方が賢明。Zスコア。酸は希釈時にプロトンの著しい水和により体積が減少する。2021/05/11