目次
第1章 たたらの操業過程―「誠実は美鋼を生む」
第2章 鉄の黎明と古代・中世の鉄
第3章 近世の鉄―奥出雲の繁栄
第4章 近代日本の製鉄―たたら廃絶までの転変
第5章 たたらと日本刀―たたら復活への戦後史
第6章 たたらと照葉樹林文化
著者等紹介
黒滝哲哉[クロタキテツヤ]
1962年神奈川県生まれ。1992年日本大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程単位取得退学。国立国会図書館非常勤職員などをへて、1996年財団法人日本美術刀剣保存協会たたら課・刀剣博物館学芸員。2006年財団法人日本美術刀剣保存協会たたら課主任。2009年財団法人日本美術刀剣保存協会たたら課長。たたら研究会・日本鉄鋼協会・歴史学研究会・日本史研究会・史学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
19
#説明歌 日本刀たたら製鉄島根県日刀保砂鉄で日立安来の2017/11/04
こぽん
4
現代に残る島根のたたら場「日刀保たたら」の紹介と歴史が中心。たたらでの製鉄方法は知らなかったから、なかなか興味深く読んだ。たたら初心者にとって、取っ掛かりとしては良い本。やはり出雲は鉄で栄えた国だったのかなぁ、という確認はとれたので、これから大陸からの伝播と引っかかった言葉を調べるか、という感じ。2013/08/25
kozawa
1
たたら製鉄中心の本。古代史から現代までの鉄の国家への影響を冒頭で述べていて、終盤近現代の日本における鉄と国家についての軽く流して、まぁダメってことはないけど。2011/06/17
Makoto Murata
0
最後は流し読みしてしまった。うーん…2012/01/25
今西行
0
日本にたたら製鉄をもたらした人たちの話をもう少し読みたかったな。多々良氏のことはさらっと流してあるに留まった2011/10/24