目次
第1章 航空工学の前に
第2章 航空力学の基礎
第3章 航空機の機体構造
第4章 エンジンは推力と揚力の源
第5章 安全に運航させるシステム
第6章 強くて軽い航空機材料
第7章 計器で知る飛行機の状態
第8章 ヘリコプターの仕組み
著者等紹介
高木雄一[タカギユウイチ]
1971年長崎県生まれ。現在、米国カリフォルニア州在住。West Air,Inc.にて近距離貨物便(FedEx Feeder)の操縦士。Attitude Aviation,Inc.にて飛行機整備士および曲技飛行教官。IAC公認曲技飛行競技審判
小塚龍馬[コズカリュウマ]
1978年新潟県生まれ。現在、川崎重工業(株)航空宇宙カンパニー。一等航空整備士(回転翼)。一級国家技能士(電子機器組立・電子回路接続・油圧装置調整)
松島丈弘[マツシマタケヒロ]
1986年静岡県生まれ。現在、JALシミュレーターエンジニアリング(株)
谷村康行[タニムラヤスユキ]
1951年山口県生まれ。現在、日本航空専門学校教員。航空工場検査員(航空機用原動機・発動機制御装置)。非破壊検査技術者(全6部門レベル3)。日本非破壊検査協会技術講習会講師指導員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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buchi
2
メーデー!をさらに楽しむために。 休み休み読んでいたら結構な時間がかかってしまった。 金属の種類による使用箇所、金属の時効硬化、ヘリは与圧されない事、各種計器のしくみがおもしろかった。 揚力の解釈がいまだに定まっていないことに驚いた。 同シリーズの「飛行機の本」も入手して読みたい。2017/09/27
どさんこ
2
仕事の関係でジェットエンジンについて書かれた本を探していたら、面白くて分かりやす本を見つけた。結局、エンジンだけでなく、全体を楽しく読ませてもらいました。一度、コックピットを覗いてみたいな。2016/06/24
ゆうちゃん
2
航空工学という難しそうな学問を分かりやすく書かれた本でした。航空学生の3次試験対策のために読みましたが、この本を選んで正解でした!2012/10/21
pulapula60
1
航空エンジンを初歩から知りたかった。第4章「エンジンは推力と揚力の源」にイラスト解説あるが、今は動画にかなわない。レシプロエンジンの反復から回転運動に変えるクランクシャフトの説明は文章のみだった。しかし全体でおぼろげにわかった気がした。ジェットエンジンは吸入、圧縮、燃焼、排気に分かれ整備しやすいようモジュールで分割できているという。タービンの羽根が高温高圧下で高速で回転して推力を得ているのは想像を絶する。航空機は天才の知恵ではなく、理科や数学の勉強の積み重ねで飛んでるそうだ。2024/02/21
leyan34
1
非専攻、なんなら理系ですらない私には、大変優しく色々教えてくれて良い本でした2022/11/08