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内容説明
温室効果ガスの削減は、人類の未来のためにも是非とも実現しなければなりません。しかし日本が負った「1990年比マイナス6%」という削減目標は、現状ではとても実現できそうにありません。そこで「排出量取引」という方法が注目されていますが、これはけっして「お金で全てを解決する」ということでなく「効率よく地球温暖化を抑制する」ということなのです。
目次
1 温室効果ガスが引き起こす地球温暖化という恐ろしい現象(地球の気温は年々上昇中。温暖化が進行していることに疑いの余地はない;地球温暖化に伴う海面上昇により、被害が深刻化している地域がある ほか)
2 温室効果ガス削減に取り組む世界的な動き(地球温暖化はもはや一国だけの問題ではない。だからこそ国際的な合意が必要;1997年12月に採択された「京都議定書」が大きな枠組みを決めた ほか)
3 排出量取引は、温室効果ガス削減の切り札(企業には、自らの温室効果ガス排出を抑制するための規制がある;自社・自国以外での温室効果ガス抑制でも、地球環境への貢献は同じ ほか)
4 排出権を生み出すプロジェクト(省エネルギーをさらに徹底することで間接的にCO2削減を達成する;再生可能エネルギーを使うことで、化石燃料使用量を減らしてCO2削減 ほか)