内容説明
気象とは、地球の大気中で起きているさまざまな自然現象であり、その見事なしくみによって、地球という生命圏は安定に維持されているのです。
目次
第1章 気温って何だろう(一日の気温が変化するのはなぜ?―「太陽放射と地球放射のエネルギーが気温を左右」;高緯度ほど気温は低い―「太陽放射を受ける地表面積の違い」 ほか)
第2章 雲・雨・雪ができるしくみ(地球全体の熱と水のバランスをとっている水蒸気―「地球上の水の分布」;水蒸気の姿が消えた―「気体の相変化」 ほか)
第3章 気圧と風の関係を探る(季節風はなぜ吹くの?―「液体と固体の暖まり方の違いが風を発生させる」;「背の低い」高気圧って何?―「冬季シベリア高気圧は500hPaでは低圧部になっている」 ほか)
第4章 さまざまな気象と予報(低気圧は西から東へ移動する波動―「気象じょう乱とは」;気象をいろんな方法で見てみよう―「天気図・気象衛星」 ほか)
第5章 気象災害につながる現象を考える(降水量と川の水位―「河川増水の危険」;激しい雨をもたらす雲の発達のしくみ―「クラウドクラスターの発生」 ほか)