出版社内容情報
機械に重要なことは「壊れないこと」「安全なこと」そして「正しく機能すること」。そのためには材料の強度計算が重要になる。本書は力学や材料強度計算の基礎知識から、実務的な機械強度設計の初歩までをやさしく解説する。
内容説明
「絵とき 機械設計 基礎のきそ」では、初学者を対象として、できる限り数式を使わずに機械設計の要点についてまとめました。本書では、より具体的な設計計算法の基礎から応用までを紹介しています。
目次
第1章 機械の強度設計とは
第2章 力学の基礎
第3章 材料力学の基礎
第4章 機械の運動と強度設計
第5章 機械要素の強度設計法
第6章 機械強度設計の実際
第7章 機械強度設計の高度化
付録 数学と力学の基礎知識
著者等紹介
平田宏一[ヒラタコウイチ]
1967年東京生まれ。1992年埼玉大学大学院理工学研究科機械工学専攻修了。運輸省船舶技術研究所機関動力部研究官。1998年埼玉大学大学院理工学研究科より博士(工学)取得。現在、(独)海上技術安全研究所環境エンジン開発プロジェクトチーム機関システム開発研究グループ長。学生時代から模型スターリングエンジンなどの実験装置の製作をはじめる。現在、同研究所において、スターリングエンジンや舶用ディーゼルエンジンの研究に従事。主に機械設計と熱機関を専門分野とし、様々な実験装置の設計・試作を行っている
川田正國[カワダマサクニ]
1943年東京生まれ。1958年(株)小金井製作所(現コガネイ)入社。1962年通産省工業技術院電気試験所入所。1968年工学院大学機械工学科卒業。1969年工学院大学機械工学専攻科修了。1997年博士(工学)取得(埼玉大学)。1998年明星大学理工学部非常勤講師。2003年(独)産業技術総合研究所定年退職。現在、日本大学理工学部非常勤講師、工学院大学非常勤講師、海上技術安全研究所非常勤職員。半導体結晶材料の切断加工技術、超伝導に関連した極低温機器および衛星搭載用小型冷凍機などの研究開発に従事してきた。定年退職後は、複数の大学で非常勤講師として勤務し、学生らに設計工学や機械製図、機械力学などの講義をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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