出版社内容情報
リンク機構とは、複数のリンクを組み合わせて構成した機械機構。機械設計や機械要素技術の基本中の基本だが、手軽な参考資料がない。本書はリンク機構設計の仕組みと基本がよくわかる本であり、そこから、無限大の発想を生み出すアイディアヒント集でもある。
目次
はじめに メカトロの時代なのにメカメカ?
第1章 リンク機構の基本
第2章 メカトロとリンク機構
第3章 四節リンクの揺動運動
第4章 四節リンクの回転運動
第5章 四節リンクとスライド機構
第6章 その他の四節リンクの運動
第7章 多節リンクの運動
著者等紹介
山田学[ヤマダマナブ]
S38年生まれ、兵庫県出身。(株)ラブノーツ代表取締役。カヤバ工業(株)(現、KYB(株))自動車技術研究所にて電動パワーステアリングとその応用製品(電動後輪操舵E‐HICASなど)の研究開発に従事。グローリー工業(株)(現、グローリー(株))設計部にて銀行向け紙幣処理機の設計や、設計の立場で海外展開製品における品質保証活動に従事。兵庫県技能検定委員として技能検定(機械・プラント製図)の検定試験運営、受験指導、採点などに関わる。平成18年4月技術者教育を専門とする六自由度技術士事務所として独立。平成19年1月技術者教育を支援するため(株)ラブノーツを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鰐雨
1
4節リンクやスライダクランクの動きについて、それぞれのリンクの長さによって、動きがどうなるか……。そして、その応用でどのような事ができるか……。そういうリンク設計の基礎が書いてあると思う。リンクを駆使すれば、一つのモーターやシリンダーだけでも、まずまず複雑な動きが可能なるだろう。2017/01/27
とうふ
1
読んだ時は「( ´_ゝ`)フーン」くらいしか思わなかったけど、最近機械を見る時に「あ、こここんなリンク機構使われてるんだ」って自然に思うようになた。リンク機構の視点を与えてもらったような気がする。2013/01/29
コナツ
1
これに載っている多くの機構については知らないものだったので面白かった。工作パーツと共に試しながら読みたかった。2011/09/15
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