出版社内容情報
他の機械加工作業と比べて熟練した技能が必要とされる研削盤作業。本書は、研削盤の各部位や使用する工具(研削砥石)、作業手順などを写真に収め、研削盤作業の要点をわかりやすく解説する。初心者、初級者向けの実務に即した一冊。
内容説明
実用における平面研削盤作業の基礎について、写真を多用し、説明を加えた。
目次
第1章 研削盤ってなに?(研削盤とは?;研削加工の様子 ほか)
第2章 といし(砥石)とは?(といし(砥石)とは?
「研削といし」の基本構造 ほか)
第3章 研削盤作業でよく使う工具と測定器(「研削といし」のための工具;代表的な工作物の固定具とジグ ほか)
第4章 研削条件と研削現象(研削条件とは?;周速度とは? ほか)
第5章 平面研削盤作業をやってみよう(安全第一;潤滑油タンクの油量を確認しよう ほか)
著者等紹介
澤武一[サワタケカズ]
博士(工学)、1級技能士(機械加工職種、機械保全職種)、職業訓練指導員(機械科、メカトロニクス科ほか)。1977年3月滋賀県生まれ。2005年4月職業能力開発総合大学校精密機械システム工学科助手。2005年6月富士フィルムグループフジノン佐野株式会社6ヶ月実務研修。カメラ鏡筒部品の切削加工、レンズ金型の超精密加工を学ぶ。2005年~中央職業能力開発協会技能検定委員(仕上げ職種)。2006年若年者ものづくり競技大会「フライス盤」競技委員。2007年技能グランプリ「フライス盤」競技委員。2008年4月同校助教。精密工学会会員、超砥粒ホイールの研削性能に関する研究専門委員、砥粒加工学会会員、学会誌編集委員副幹事、次世代ものづくり技術研究会運営委員。専門分野は砥粒加工、切削加工、超精密加工(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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