内容説明
激増する情報を記録するメモリ。デジタル記録とはどんなものか。どんな原理やしくみで記録するのか。
目次
第1章 情報化のすう勢と記録技術(爆発的に増える情報とそれをどう蓄えるか)
第2章 高密度に記録するもと(“0”と“1”によるデジタル記録方式とその素子を作る薄膜)
第3章 垂直磁気記録(垂直に並べた微小磁石の方向で高密度デジタル記録)
第4章 半導体メモリ(・揮発性…電荷を蓄えるDRAM、フリップフロップ回路によるSRAM・不揮発性…トンネル効果によるフラッシュメモリ)
第5章 光ディスク(絞ったレーザビームでディスク上の記録ピットを読み出す)および各ストレージ比較(メモリセル面積の比較)
第6章 期待される不揮発性メモリ(電子のスピン(磁気)と電荷の両作用によるMRAM、強誘電体の分極ヒステリシスを用いるFeRAM、レーザのスポット径に束縛されないデジタル・ホログラム)