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内容説明
バイオエタノールはサトウキビや末利用の木質系バイオマス、農業廃棄物など各地域に存在する原料からつくられる再生可能な液体バイオ燃料です。ガソリンに替わる植物由来の自動車燃料として期待されています。本書では食料と競合しない木質系バイオエタノールを中心にわかりやすく紹介し、人類のエネルギー・環境・食料問題とともにバイオエタノールを考えます。
目次
第1章 バイオエタノールってなに?
第2章 バイオエタノールができるまで
第3章 バイオエタノールの原料
第4章 バイオエタノールの使い方
第5章 その他のバイオ燃料はどんなもの?
第6章 もっと知りたい!バイオエタノール事情
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ken Sugawara
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わかりやすい。バイオエタノールの原料のトウモロコシは食糧、飼料と競合するものであることは考えさせられる。需要を車・人・家畜で競合しているということ。2013/03/25
NekoApple
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『トコトンやさしいバイオエタノールの本』/★★★★★/トウモロコシやサトウキビなどから作るバイオエタノール。食糧と競合する問題点や現時点での研究課題についても解説。どうやってバイオエタノールを作るのかがよくわかります。2012/02/14
むらきち
0
ようはお酒なのですね2011/10/22
はせがーとも
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わかりやすいし、見た目によらず内容も詳しい。バイオエタノールがどのような原料から作られるか、それぞれどのような特徴があるのか。木質バイオマスは特に詳しく、原料として利用することが難しい理由にも触れられていた。15年ほど前の本だけど、技術の基本的なところは変わってないので、技術的な視点でどの原料で何を作るべきかという考え方はこの本を読めば良い。ただし、バイオマスをどう考えるかという世論の動きは異なってきているので注意。2023/04/15