内容説明
流通受難の時代。卸売業が切り拓く日本型新流通ビジネスモデル。
目次
プロローグ 逆風吹き荒れる卸売業界
第１章 卸売業の実態‐１ 改めて注目される「卸中抜き論」
第２章 卸売業の実態‐２ 価格制度の変遷に翻弄された卸売業
第３章 卸が担う新流通機能‐１ レップとフードブローカー
第４章 卸が担う新流通機能‐２ リテールサポート機能
第５章 卸が担う新流通機能‐３ ロジスティクス機能
第６章 卸が担う新流通機能‐４ 金融機能
第７章 卸が担う新流通機能‐５ 機能強化で成功した先進事例
エピローグ 新流通機能論―卸が先進企業になる
著者等紹介
宮下正房［ミヤシタマサフサ］
（財）流通経済研究所・理事長（社）日本ボランタリーチェーン協会会長。東京経済大学名誉教授。１９３６年長野県生れ。早稲田大学大学院商学研究科退学。（財）流通システム開発センター、流通政策研究所等において流通問題の調査研究に従事し、１９８５年東京経済大学経営学部教授に就任、経営学部長、副学長等を歴任し、同大学名誉教授に就任。（財）流通経済研究所理事長、（社）日本ボランタリーチェーン協会会長を兼務。中小企業政策審議会取引部会長等政府委員も多数務める
関口壽一［セキグチトシカズ］
シーコムス株式会社代表取締役兼産業能率大学・経営学部講師、学習院ＧＭＳ顧問。１９７４年獨協大学経済学部卒業、同年ライオン油脂（現ライオン株式会社）入社。家庭用品の営業などを担当した後、流通機能開発センターにて、「ＩＭＳシステム、ＲＩＭＳシステム」を開発。主に卸店の物流機能強化支援を担当した。２００３年２月にライオン子会社としてシーコムス株式会社を設立（２００５年１２月解散）、２００６年１０月に新生シーコムスを設立し現在に至る。２００３年「日本型新流通ビジネスモデル論（三上氏と共著）」で経済産業省経済産業政策局長賞受賞。所属学会に日本物流学会、日本経営診断学会、日本情報経営学会など
三上慎太郎［ミカミシンタロウ］
シーコムス株式会社取締役営業部長。１９７３年獨協大学経済学部卒業、同年ライオン歯磨株式会社（現ライオン株式会社）入社。家庭用品の営業等を担当した後、流通機能開発センター、ライオンＳＣＭ子会社・シーコムスを経て、２００６年１０月より現職。２００３年「日本型新流通ビジネスモデル論（関口氏と共著）」で経済産業省経済産業政策局長賞受賞
寺嶋正尚［テラシママサナオ］
産業能率大学・経営学部講師、（財）流通経済研究所・客員研究員、日本物流学会・理事。筑波大学大学院経営政策科学専攻・経営システム科学修了。（株）富士総合研究所、（財）流通経済研究所を経て現職。所属学会に日本物流学会、経営情報学会、日本商業学会、日本ＯＲ学会等（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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