内容説明
米国SOX法有効を勝ち得たキヤノンでIT全般統制の実務に携わっていた著者による本格的な「内部統制実務指南書」。
目次
1章 内部統制とは
2章 わが国における内部統制
3章 経営者による内部統制の整備および運用
4章 経営者による内部統制の評価
5章 IT全般統制の整備・運用および評価
6章 外部監査人による内部統制の監査
7章 IT全般統制システム構築の勘所
補足資料
著者等紹介
榎本吉伸[エノモトヨシノブ]
1972年、キヤノン株式会社入社。計算機技術部に配属後、事務管理課、経理部会計課、コンピュータ事業管理部等で経営の基礎を学習。さらに、コンピュータ直販子会社の設立から販売企画、営業業務等会社経営の実務およびキヤノン販売(株)にて販売店のコンピュータ導入支援業務を推進。キヤノン(株)情報システム部門に戻り、全世界の連結グループを対象とするグルーバル情報システム開発プロジェクトIT事務局として大規模プロジェクトマネジメントを経験。これらの実務経験を踏まえて、キヤノンNTC(旧、日本タイプライター(株))情報システム部門責任者として出向。情報システム5ヵ年計画の立案・実施により情報システム環境を全面的に刷新。経営革新および業務改善を積極的に推進する。その後はキヤノンに戻り、事業部管理業務改革プロジェクト推進を始めとしてさまざまな経営革新・業務改善プロジェクトに参画、一方で情報セキュリティ監査やISMS認証取得内部監査チーフを務め、数多くのシステム監査を実践。併せて、直近には、SOX法に基づく情報システム部門「内部統制プロジェクト」サブチーフとして内部統制の構築・運用・評価に従事。多くのプロジェクトメンバーと共に2006年度本番事業年度にて“有効”評価を得る。定年退職後は豊富なIT経験を社会に役立てるためシステムコンサルタントとして活動中。得意分野はITを活用した経営革新・業務改善等の推進コンサルティング、情報セキュリティ監査・ISO27001認証取得監査等のシステム監査および内部統制コンサルティング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。