内容説明
流体にはどんな性質があるか、流体を支配する法則にはどんなものがあるか、流体の及ぼす力学的現象がよくわかる。
目次
第1章 流れの力学
第2章 流体を支配する法則
第3章 ベルヌーイの定理を応用する
第4章 理想流体と粘性流体
第5章 圧力損失と抗力
第6章 境界層の生成
第7章 超音速流れと衝撃波
著者等紹介
久保田浪之介[クボタナミノスケ]
1972年プリンストン大学大学院航空宇宙学修士課程修了(MA)。1973年プリンストン大学大学院博士課程修了(航空宇宙学Ph.D)。1991年防衛庁技術研究本部第3研究所第2部長(原動機)。1995年防衛庁技術研究本部第3研究所所長。1997年三菱電機株式会社顧問。2005年旭化成ケミカルズ株式会社顧問。1997年~2003年アラバマ大学ロケット推進研究所客員研究員。1999年~現在、南京理工大学顧問教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆーま
7
トコトン優しいですね🥺🥺 マイページマイページ、イラストが付いていて面白かったです。 野球ボールの変化球はなぜ起こるのか?こんなことを研究していると私としましては、野球が面白くなくなっちゃいますがそこには「マグヌス効果」という、面白い力が働いているそうです! 楽しく勉強のモチベーションを付けられました!2023/04/16
Jampoo
3
「流体力学超入門」と併読、図解や具体例が多く初学者向けにわかりやすく書かれているが、やはり物理や数学の基礎知識は前提として求められてる感じ。 層流と乱流の境界層剥離について知りたかったのでそこが理解できて満足。 野球の変化球の流体力学についてはここ数年の研究でかなり進歩してるはずなので新しい本も読まねば。2025/05/13
さとう
2
いやなかなかむつかしい…2022/08/29
もじゃお
2
数式結構出てきたけどね。 2012/12/24
きのぴ王
1
旅先の図書館で基礎的な2章まで 細いところでは早く、太いところでは遅い(位置によって加速度=力が生じている) ため、エネルギー保存則に圧力の項が追加される はよく分かった 計算の行間埋める練習にもなったけど物理の1冊目だったら無理だった なかなか良かった2025/07/12