内容説明
本書では、科学に興味があるもののブラックボックスが多く、いまひとつもやもやしているという方のために「スピード」という言葉をキー・ワードにして、宇宙・地球・物質から物理・化学・生物に至るまでを相互に関連づけながら自然科学の体系・仕組み全体を系統的に理解できるように解説しました。
目次
第1章 スピードの話題に入る前に
第2章 静止はできない量子の世界
第3章 地球規模の運動
第4章 自然界の空気と水の移動スピード
第5章 音のスピード
第6章 生物が作り出すスピード
第7章 武器が作り出すスピード
第8章 乗り物のスピード
第9章 究極のスピード・光速
著者等紹介
小笠原政次[オガサワラセイジ]
1940年秋田県由利本荘市に生まれる。1965年芝浦工業大学工業化学科卒業後、東洋インキ製造株式会社入社。印刷インキおよびフレキシブルパッケージに関る技術者として活躍。この間技術士(経営工学)、環境カウンセラー(事業所)、水質1種公害防止管理者などの国家資格を取得。1988年米国アトランタに東洋インキ製造(株)の100%化学会社、Liochem.Inc.の設立と工場建設を主導し、同年当該社の代表取締役副社長に就任し、創業3年で安定基盤に乗せる。その後、東洋ビーネット株式会社取締役社長を経て、現在は経営と技術開発のコンサルを行う小笠原技術士事務所代表、および環境と地域経済活性化の両立を図るNPO法人ETEの理事長を務む。さらに日本技術士会・財務委員、科学技術振興機構・革新技術開発事業アドバイザー、日刊工業新聞社・包装技術学校委員および講師を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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