目次
第1章 プラズマってなんだろう?(基礎編)(プラズマとはなんだろう?「固体、液体、気体につぐ『第4の物質』」;宇宙のほとんどがプラズマ「宇宙、環境、エネルギー」 ほか)
第2章 プラズマは宇宙にあふれている(神秘の宇宙編)(太陽は巨大な核融合プラズマ「重力によるプラズマ閉じ込め」;太陽はプラズマの風をつくる「コロナと太陽風」 ほか)
第3章 生活に役立つプラズマの応用(魔法の生活編)(プラズマ応用は幅広い「魔法の道具」;プラズマをつくる「直流放電プラズマ」 ほか)
第4章 超高温プラズマで人工太陽を創ろう(夢のエネルギー編)(化石エネルギーは枯渇するのか?「究極可採埋蔵量とは?」;環境問題と新エネルギー開発「自然の太陽と人工太陽」 ほか)
第5章 未来を展望する(未来編)(宇宙へ羽ばたく「原子力ロケット、核融合ロケット」;月資源利用の核融合「夢の重水素―ヘリウム3核融合」 ほか)
著者等紹介
山崎耕造[ヤマザキコウゾウ]
1949年(昭和24年)富山県生まれ。1972年(昭和47年)東京大学工学部原子力工学科卒業。1977年(昭和52年)東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(専門はプラズマ物理・核融合工学)。名古屋大学プラズマ研究所助手・助教授、名古屋大学核融合研究所(仮称)創設準備室助教授を経て、核融合科学研究所勤務。現在、大学共同利用機関法人自然科学研究機構核融合科学研究所教授、総合研究大学院大学教授。工学博士
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感想・レビュー
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たんたんx
9
期待していた内容と違い工学系の本だったが、プラズマを利用した核融合炉について知ることができた。やはり安全性における課題と中性子による放射化問題があるようだが、環境への負荷を十分に考慮して研究を進めていってほしいと思う。2016/12/29
nobot
1
著者は核融合研出身だが,核融合以外にも多くのプラズマ利用事例がある. また,多少は物理的理論も載っているが,この部分は専門書でしっかり理解すればいいと思う.この本の利用方法としては,プラズマを用いた研究をしている初学者が,自分の分野以外のプラズマ使用用途を知るには最適だと思う.2013/08/17
comet
1
★★☆仕事関係で読みました。仕事に関係していた部分はごく僅かでしたが、その他も興味深く読むことができました(特に核融合のくだり)。プラズマ界隈の話題が網羅されているので、導入としては良かったと思います。次は専門書に移ります。2009/12/28
キミヒコ
0
2016年6冊目。完全に流し読み。2016/02/09
suica
0
プラズマ技術の応用範囲はとても広い2013/03/05