目次
なぜ品質工学なのか―今の仕事の進め方に満足しているか
品質工学でどんな成果が上がっているのか―学会賞の成果の紹介
それではどんなことをするか(技術開発の場合;製造工程と消費者を考える)
ヒトと企業の健康を調べる―パターン認識のMTシステム
これまでの考え方との関係は
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
放蕩長男
5
品質工学の手法、タグチメソッドについて説明した入門書です。ものづくりをするときに、設計部隊の責任は極めて重要です。設計不良は論外。製造部隊が作れないものも論外。作りにくいものも、生産性が下がり、不良が発生しやすいのでダメ。試作で作ったものが良くても、消費者の実使用で壊れてはダメ。実のところ、製品に不具合が起きるのは、全て設計の責任と言っても良いのです。では、どうすれば不良、不具合の起きない、起きにくい設計ができるのでしょうか。その手助けになるものこそ、このタグチメソッドです。また読み直します。2016/03/26
レンズマン
0
なぜL18が標準なのかという説明が不十分。交互作用が特定の列に出ないという利点を書くべきでは。2009/05/29