内容説明
『新商品』の企画・開発に求められる要件には、顧客ニーズの的確な把握、斬新なアイデアの創出と検証、顧客ニーズの的確な展開、マーケティング活動の創造、開発スピードの向上、開発品質の向上、開発作業の効率化、企業収益の向上、ヒット率の向上などがある。本書ではこのような要件を企業が達成するための、理論・手法・ノウハウを見開き2ページにまとめてある。読者においては、本書を通読することにより、『新商品』の企画段階から、開発・量産化、販売までの進め方を、体系的に理解できる。そしてそのうえで、新商品を『新事業』として育成・発展させるための準備やマネジメントの要領について、重要ポイントが理解できる。また、必要な時に必要な項目を参照する百科事典的な活用もできるような記述になっている。
目次
ヒット商品を連打する開発型企業をめざして
自社が勝つドメイン(領域)を求めて
市場情報で商品概要をデッサンする
アイデア創出の技術・体制を自社で確立する
商品コンセプトから商品化提案へ
ゴールと道程を明確にした事業計画を立てる
新事業育成の組織・体制づくりをする
企画を形へ…商品の姿を具体化し商品構想づくりをする
開発・設計のプロジェクトを管理する
ネライの原価利益を生み出す商品原価をつくり込む
品質保証とミスの防止を進める
効率的に開発・設計作業を進める
品質投入準備をし、マーケティング計画を立てる
生産をスムーズに立ち上げる
フォローアップ戦略でヒットさせ、豊な収穫を得る
著者等紹介
吉原靖彦[ヨシハラヤスヒコ]
東京都生まれ。東京都立大学工学部卒業。大手国内機械メーカーや、ドイツ・イタリアの大手機械メーカーで開発・製造・マーケティングのプロダクトマネジャーなどを経験し、1988年(社)中部産業連盟に入職。現在、東京本部第二コンサルティングセンター所長、主席コンサルタント。専門は開発戦略、設計管理、生産戦略、IE・現場改善、業務改善、人材開発などのコンサルティング、教育・研修、中小企業大学校の講師などで活躍中。経済産業省登録中小企業診断士。勤務先、(社)中部産業連盟東京本部
真部助彦[マナベスケヒコ]
香川県生まれ。早稲田大学法学部卒業。San Francisco State College,Madrid University国際学部留学。商社、メーカーなどでプロジェクトマネジャーを経験。伊藤忠ビジネスコンサルタント(株)で組織戦略推進部長を経て、1996年(社)中部産業連盟に入職。現在、東京本部プロジェクト開発室長、主任コンサルタント。専門は経営戦略、マーケティング戦略、新商品・新事業開発のスキームづくり、人材開発などのコンサルティング、教育・研修、(株)三菱総合研究所、(株)企業育成センターなどのセミナー講師などで活躍中。経済産業省登録中小企業診断士。勤務先、(社)中部産業連盟東京本部
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