出版社内容情報
「1個でも多く、1個でも速く」から「必要なものを必要な数だけ」製造する思想と技術としての”新IE”への転換を説くシリーズの第3巻。「動作研究」「時間研究」「稼働分析」など旧IEの代表的な技術を徹底的に検討し、現代のモノづくりに生かす道筋を探る。
内容説明
新作業研究の概要と生産工程の定義、動作研究と時間研究、稼働分析と動作時間標準法、経済的「動き」の原則と新技術を用いての実践的作業研究、作業改革、ムダ取り―これらのことについて詳述する一冊。全体を通して、これまで培われてきた伝統的IEの動作研究、時間研究を基礎として、かつ変化に柔軟に対応するための新しい作業方法、改革・改善内容を体系的に解説している。
目次
新作業研究の概要
生産工程分析
動作研究
時間研究
稼働分析
動作時間標準法
経済的「動き」の原則
実践作業研究
作業管理
標準時間〔ほか〕
著者等紹介
平野裕之[ヒラノヒロユキ]
20世紀に新たなIE(変化に強いムダ取りの思想と技術)を確立することを宣言。また「生産は音楽である」などのユニークな主張を掲げ、日本国内はもとより、欧米やアジアの企業数十社へ、ジャストインタイム(=JIT)生産方式による生産現場の合理化改革の指導を行っている
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