出版社内容情報
「IT」に関して語られている本は多いが、その応用範囲が広範多岐にわたるためITの全体を見渡す本はない。本書は、長年この分野の行政に携わってきた著者が、ITにより変貌をとげつつある社会の現状と展望に関する全体像を浮き彫りにする。
内容説明
これで見える！情報通信技術の全貌。生活が、仕事が変わる。社会の仕組み、法律が改革を迫られる。
目次
第１章 ＩＴが変える通信と放送、有線と無線の切り分け（進展する「通信・放送融合」；通信・放送融合を進める放送のデジタル化 ほか）
第２章 ＩＴが大きく変える生活と仕事（創意工夫のデジタル・コンテンツ市場；身近になった電子商取引 ほか）
第３章 更に進化するＩＴ（次世代ＩＴも目白押し；裾野を広げるＨＩ技術 ほか）
第４章 ＩＴが変える社会制度（ＩＴが変える法制度；ＩＴで変わる正義と権利 ほか）
第５章 デジタル・デバイド解消からデジタル・オポチュニティ社会の実現へ（経済的原因により広がる情報格差；地理的原因により広がる情報格差 ほか）
著者等紹介
吉崎正弘［ヨシザキマサヒロ］
１９５３年３月富山県生まれ。７９年、東京大学法学部卒業後、郵政省（現・総務省）入省。電気通信局通信網高度化推進室長、通信政策局マルチメディア振興室長、放送行政局放送ソフト振興室長、同局有線放送課長等を経て、０１年より総務省情報通信政策局情報通信利用促進課長
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